先日の
ブログにも載せたヤツ
うちのご近所SHOPの
ドンの所に入庫した車。
見た目600PSオーバー的なエンジンルーム
よそのお店でエンジン載せ買えタービン車両。
載せかえると同時に
サージタンク、インタークーラーにインフィニスロットル。
このままお客さんに渡され、
状態はエンジンかからず、まともに走れず。
それがドンのお店に入庫。
車両を直して、うちでセッティング。
やっとなんとか車検が取れたので、そのままうちに入庫。
といっても・・・
エンジンもかからず、まともにアイドリングもしない
この車の車検がよく取れたと・・・
ドンに拍手です。
聞くとことによると、エンジンハーネスがダメで全て作り直しだったとか(爆)
ほんとエンジン載せ変えたりして、見えるとこだけ綺麗にしても
アイドリングもできねぇ、セッティングもできねぇっていう状態で、
よくまぁ~仕事として、受けましたね。。。
このエンジンをやったお店さんは・・・
そして今日来た時の状態は、かろうじてアイドリングするが、
超アイドリングが安定しない。 ラフラフ
そしてアクセル吹かすと、エンジンストール。
これで車検が通るなんて。 今度頼もうかな(笑)
そこでお得意のパワーFCのセッティング開始。
ここまで調子悪いとA/Fつないでも、かぶってA/Fセンサー壊すだけだから、
あくまでも今までのデーターに基づいてノウハウに頼りましょう。
インジェクターの種類から実際のINJ吐出量を計算。
これは燃圧/電圧によって変わってくるの一概には一定数値ではない。
インジェクターの箱の数値を当てにしないように。
その後に無効噴射時間を調整。
これも燃圧を上げた時の数値の方が調子が良かったなり。
(レギュレーターはノーマルだが、強化ポンプだしね)
う~ん。
計算通りにバッチリアイドルが安定する。
さっきまでのあれはなんだったのか???(笑)
ここまで安定すれば、A/F計を装着。
測定後、数値は狙ったとおりドンピシャ!
最近、よくできるようになりましたね。
自分でもビックリするぐらい早いな。
その後、アクセルあおってエンジンストールする原因を探求。
ロガーで簡単に原因分かるだろうって思っていたら・・・・
数値は全て正常。
エアフロの吹き返しもそんなに多くない。
ストールする部分の点火で弄ってみるけどダメ。
おかしいなぁ~っと思ってたら。
アクセルオフしたら、じぇンじぇンエンジンに空気が
入っていかないことが判明。。。
(オフだからと言って、多少なりとも空気は入る)
じぇんじぇん、スロットルの調整してないじゃん(笑)
なのでスロットル調整して、ずれた分スロポジ電圧調整して。
インフィニの90パイだから、シビアですなぁ~
バシッとアクセルあおると、エンジンストールしません。
だいたいコンピューター弄っても、変化ない時は、
エンジン側が原因なんだよね。
でもまだラフなので、念のため点火でストール補正を入れておこう♪
まともにアイドリング/空吹かしができるようになったので、
停車状態でマップを詰めていく。
っと言っても、マップの希望空燃比の数値に合うように合わせるだけですが。
(これは理論空燃比のことではありません)
このときに燃料補正が入っているとじぇんじぇん合いません。
バッチリ安定して空吹かしのレスポンスも抜群に良くなった。
もう街乗りできるので、インフィニ90mmの
大径スロットル用に加速時の数値を修正して終わり。
(これもある程度、計算で算出可能)
めでたしめでたし。
でもまだまだ、物議をかもし出しそうな車の状態なので、
とりあえず一ヶ月は、慣らし運転だな。
程度いいと言われて買ったみたいなんだけど。。。
フィラーキャップから覗くと、カムキャップホルダーの上に・・・
カーボン 結構溜まってるんですけど(滝汗)
しかもフィラーの周りはふき取った形跡が・・・
とりあえず・・・
チューニングするなら最後まで面倒見てくれるとこがいいよ。
これほんとの話。。。
~みんカラ復活Blog~