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ブレーキオイルについて考えてみる。。。

車の某SNSのキャンペーン告知

世界最高レベルのブレーキフルードの案内が来ておりましたが。。。


確かに沸点温度が高い。

ドライの場合は・・・(爆)



ただここで気をつけなければいけないのは、

日本という国。

ここ最近のブレーキフルード交換で一番気を使っているのが

湿度!


そう日本は湿度が多いんですね。


そうなると・・・

ドライ沸点よりもウェット沸点の温度で、見比べる必要が
日本で走るなら必要かもしません。

っていうか、大昔に先輩チューナーに言われた。。。




よく考えて見れば当たり前ですよね(笑)

ダレでも考えれば分かる。


沸点を超えると沸騰しエアーが出来てしまう。

その結果、ブレーキラインにエア混入でブレーキペダルがフカフカ。。。

奥までペダルが入っちゃうみたいな。



ただ日本は湿度が高いからドライではなくウェットでの沸点で
性能を判断した方がいいかもしれませんね。

なので、最高レベルとうたわれていても、ウェット沸点はDOT5に近いようだす。。。

逆に品質的にDOT4のストリート向け品質に合わして製作しているのかも知れませんね。





ちなみに・・・

うちのブレーキフルード

サーキットユーザー向けのタイプですが、

基本的にサーキット/レース用です。
性能的にレース用なので規格外ってヤツです。


BADMOON 
・規格外レース用ブレーキフルード 0.5L ¥2.480

 ドライ沸点 335度 ウエット沸点 221度


世界最高レベルといわれているフルードよりも、ドライ/ウェット沸点共に高く
ウェット沸点では、なんと20℃近く上回っています。

これがレース用規格外の実力です。

性能的には、日本のトップクラスカテゴリーのレースマシンに使えちゃう性能ですね。
(レーススペックなので、普通に使っても最低1年ごとに交換は必要)


日本は、ウェット沸点がポイントですね。

完全に湿度のない場所でフルード交換することは、事実上無理ですから(笑)


ただ残念なことに、非常にPB商品(プライベートブランド)で安かったのですが、
さすがにこの性能のため、次回入荷ロット分から、少し価格改定されそうです。。。

性能を考えるとしかたないかもしれません。。。


ストリートマシンは、うちでも普通にDOT4.2を使っています。