ラジエーターコアが工場から上がってこないで
困っていた、うちのオリジナルアルミラジエーター。。。
(現在、バックオーダー約2週間 ありがとうございます)
まぁ~全部が上がってこないのではなく、
ちょっとずつではあるが、上がってきているのではある。。。
そして気が付けば、発送の山(笑)
(いらないテスト用も1台写っているが)
後は、このラジエーターのアッパータンクを綺麗に加工して、
梱包してやっと発送できる。
在庫コアで持っていたJZX100も、早くも上がってきた。
じぇんじぇん関係ないが・・・
(ラジエーターの冷却に興味ある方だけどうぞ)
JZX100での冷却では、日本一を豪語するおいら。
散々ドリフトで無茶なサーキットアタックを、
やってきているだけに自身満々の一品である。
(お客さんの中には、真夏のエビスの真昼間に連続26週ドリフトとか・・・)
(新品タイヤがあっという間に!)
うんちくは・・・
JZX100のコアをトリプルターン化し、
さらに完全オリジナル構造で、
ラジエーター自体にトリプルターン×2機分の構造になっています(爆)
普通じゃ、考えられませんな(笑) こんなこと。
でも作っちゃいました(笑)
実質、トリプルターンのラジエーターが二つあることになり、
コアを隅々まで均等に水を流すことができるので、よく冷える。
またトリプルターンは、水の流れるコア距離が稼げるのでさらに冷える。
そんでもって、トリプルの弱点であるエア噛みも、完璧なまでのエア抜き
手法で、完全にクリアしている。
(このエア抜き方法も普通とは違う方法)
そして4月からは、これ以外に全ラジエーターに、
『水流速コントロールシステム』を新採用!
簡単に言えば、コアを流れる水のスピードがコントロールできる。
これでかなりコア通過時の冷却効率が格段にアップする。
当社独自で編み出した画期的手法であるが、
元はヨーロッパのフォーミュラーマシンでも同じようなことをしている。
(ヨーロッパのフォーミュラーといえば、あれしかない!)
ただ、同じ効果でも手法はじぇんじぇん違うが(笑)
そして同じような考えで作ったシビックのラジエーター
エアコン付きタイプながら、サイドタンクのダブルターン仕様
似たようなタイプで、今年は自動車メーカーの耐久レースマシンの
アルミサイドタンクラジエーターも現在開発中!
これが完成すれば、業界初の4ターン仕様のアルミラジエーターです。
ただ単にターン数を増やすのではなく、きちんと水のスピード、
圧力を考えた上での製作ですよん。
ただターン数をむやみに増やすなら、誰にでもできるが、
やればやるほど、圧力が上がりコア寿命が短くなるので(笑)
うまくいけば、シビック用の4ターンも発売ですね♪
すでにスカイラインで4ターンはモニター募集中でつ!
ちなみにJZX90のトリプルターンのモニターは、そろそろ決まるかな?
ここ最近、いろんな所からの開発依頼が楽しくてしょうがないです。
いいものを作ろうと苦労するって、ある意味成功したときの達成感が最高!
ただ、開発って、かかった手間の割には収入が少ない・・・(涙)
~みんカラ復活Blog~