• IMG20210816164741
  • p2
  • p3
  • p4
  • Sierra Exif JPEG
  • IMG_ii2jj1
  • p7
  • Sierra Exif JPEG

☆ マジメな話 ☆





うちで新しく買った

有料代車のスパイクのサーモ。


うちは代車であっても、必ずローテンプサーモを入れています。

だったエンジン長持ちさせたいんだもん(笑)



で。。。

ここ何年からで加工しまくっているサーモ。

この加工が非常に効果的。

市販のローテンプサーモだと68℃タイプでも
バルブ開き始めが68℃であって、水温の安定は、はるか上の温度

この部分を加工することによって、

バルブの開き始めの水温の安定性がよくなり、

低い温度での安定性が増す。

また今回は、バルブの追従スピードも変えてみたけど

こりゃいい!



メチャクチャ低い温度で安定します。

これは同じバルブ構造のB型エンジン(EG6/EK)やS2000にも使えるね。

nissan系はnismoから62℃サーモが出ているので、特に加工は要りません。
1JZ/2JZは65℃サーモが出たのでこっちで対応?



んで
ファン制御もサーキットアタックモードなるものを作ってみました。

通常の同じローテンプサーモスイッチでも、更に効率的に
ファンの制御ができました。

コレも流用できる技ですね♪



で。。。

よく巷で言われているローテンプサーモを使うとダメだよっという

ネットでの噂を検証!



車両は、スパイク。

フィットと同じ超燃費車両。

モニター付けて走ってみたけど。


ネットの噂

ローテンプサーモを付けると水温が下がりすぎて、
冷間時の低水温補正が入るから燃費が悪くなる???

やってみました。

エンブレかけてわざと水温下げたり、高速走行したけど

じぇんじぇん補正は入りません(笑)


普通にA/F14.7の理論空燃費に保とうするO2フィードバック状態です(笑)


なので、おいらのスパイクの走行距離を知っているいる人なら愕然だと思いますが。。。

先日、都内の某団長のとこまでお出かけしましたが、

都内の渋滞もいれて燃費計は、リッター13.1キロ!



水温が下がって燃費が悪くなるという見解は、
別に燃調うんぬんではなくて、

使っているオイルの品質の差だと思います。


うちで使っているオイルなどでは、元々油膜保持に抜群の性能があるので
柔らかく設定できるので、油温が落ちてもそれほど固くはなりません。

でもオイル性能がイマイチなオイルは油膜保持のために
極力同じ粘度指数でも固めになってしまいます。

なので、オイルが固くなるから燃費が落ちるといった方が正解でしょう。

市販オイルのほとんどがOEMの国産オイル(ブランド貸し)なので、
まともな性能のオイル自体の市販が少ないのも原因でしょう。
(一部のパーツメーカーオイルはタイでしたね)




その2

ローテンプサーモをつけても、サーキットの全開水温は変わらないっていうネットの噂


これは、ほんとアホみたいな話ですが、

サーモは温度調節の弁(バルブ)です。

なので、冷えるラジエーターが付いていれば、そりゃ全開時の水温も冷えますが、

冷えないラジエーターが付いていれば、いくらバルブを低い温度で制御しても
ラジエーターが飽和していれば、水温も上がりますし冷えません。

これはローテンプサーモの性能は全く関係ないです。

ただ単にラジエーターの性能が悪いだけ(笑)

せっかくスポーツラジエーター買ったのに、
すぐに90℃超えちゃう人は、買ったメーカーに相談してください!



うちでテスト/販売しているラジエーターでは、十分冷却能力があるので、

全開走行の理想の水温(バルブ制御温度)で、キチンと安定。

なのでパワーダウンも少ないですし、高水温補正も入りません。

よく水温90℃超えても全開する人がいますが、
メーカーは90℃超えると、厳しくなるので補正を掛けます。

要は壊れる(エンジンブロー)の防止するために補正をかけるんですね。

なのに、いくら補正したからといって、その状態で全開したとしたら???(笑)

これはあくまでおサーキット走行での話です。

街乗りでは、排ガス規制の関係で、わざとオーバーヒートさせて
規制をクリアしていますが、その結果エンジンの寿命は超短い。。。

ほんとこれは難しい問題ですよね。


このネタはまだまだ続きます(爆)