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☆ 車検でつ♪ ハイブリットレーシング ☆



当たり前ですが・・・改造車だらけの我が社。


車検は清く正しく 陸自持込によるユーザー車検をしております。

なので車検代行料金は、ガソリンスタンド同じ¥19.800(税別)で設定(大笑)


なので正々堂々とチューニングカーを合法で♪

車検に通らないとこを戻して、車検取ってから、また戻すようなことも一切しておりません。

胸張っていけますよ。


逆に言えば。。。

ハイカムが入っていても、スポーツ触媒でも・・・

キチンと検査、申請/チューニングすれば合法車検。


うちに来ているこんな車までが車検対応なの?ってぐらい公認とかもやります。




とうことで。。。

今日はCL7の車検。

いつもは、うちのスタッフさんが車検担当なんですが、予定が合わずオイラが出動!

で、この車両は。。。

当社のアコードユーロR/CL7のEvolutionマフラーの型取り車両でもあるんですね。


マフラーは、もちろん!

『ハイブリットレーシング RZスペック』

サーキットとストリートを使い分けできる画期的マフラーなんですよね。


という事で早速、ストリートモード(車検対応)で・・・マフラー音量測定。

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こんな機械で測定するんです。

あくまで陸運事務所での正規な正しい保安基準音量測定

コレが一番正確な測定方法。




ディーラーさんなどでは、知識がないために工場内で測定したり、
測定器の位置や固定方法で、人が持っていたりなどなど様々。

そのおかけで正確な測定が出来ていないところが非常に多いです。

もちろん、測定方法は保安基準で細かく指定されているのに関わらず。。。


特にCL7などの0キロ回転リミッターが付いた車両などでは、測定方法が特殊なんですね。

そんでもって測定結果!


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保安基準 楽勝の92.8dbでした!

しかもこちらのマフラーは、すでに車検を2回目でこの音量♪

恐るべし耐久性と静粛性にこだわった結果ですね。


だいたい車両誤差もありますが、これの上下2dbぐらいに収まります。。。

ノーマル車両なら・・・

ハイブリットレーシングが、陸自でも認識され始めているのか?
テールリッド(フタ)をしている方は、測定させませんでした。
(インナーサイレンサーではないと浸透してきているのか???)





どのメーカーのマフラーでも、よく車検に通らないなどと言われる方もいますが、まずは

・正しい測定方法なのか?
 (完全暖気しなかったり、屋内で測定するとこが多いです←コレは保安基準測定違反になります)

・改造はキチンと適正にされているか?

 スポーツ触媒などを付けると、抜けが良くなるので当たり前ですが音量は大きくなります。
 改造等するなら音量に余裕のあるRRスペックをお勧めいたします。


 
HONDA系で多いトラブルは・・・

 社外のポン付け(書き換え)CPU

 コレはやっかいですね

 HONDAに限らず、ろくにセットアップされていない粗悪ポン付けCPUが
 業界にはたくさん出回っています。

 最近多いのは高かったのに、つけても高回転のパワーが変わらないCPU

 なのに低回転やアイドリングなど領域ばっかりうるさくなったタイプ。


 この手のCPUの場合、保安基準の一定回転数の時は、車検対応音量でも
 アクセルオフしたとん、燃調がずれていてバックファイヤー的なもので

 いきなり音量が上がってしまい、車検に通らないケース(笑)

 過去にあったのは、一定回転数では、89~92dbぐらいで、
 アクセルオフでいきなり100dbを超えるケース。。。
 
 まずノーマルCPU&ノーマル触媒では、こういう事はないと思います。


 ポン付けCPUの多くは・・・ 
 高回転のセッティングはエンジン破損の可能性があるために
 弄る技術がないため高回転のパワーが上がらない。。。

 仕方なく空吹かしや負荷の少ない部分ばかりを、いじくって余計悪化。。。(最悪)




 元々HONDAのCPUは純正で良く出来ています。

 なので、低回転や空吹かしの領域は特に弄る必要もなし。
 (排気量やカム/バルタイが変われば弄りますよ)

 ですから、車検時の音量が大きくなることは、本来まずないんですね。

 もしやるなら、インジェクターの固体差の見直しぐらいかな?
 (無効噴射係数と基本噴射係数を合わせると非常に良くなります)

 あくまで高回転/全開/パーシャル領域を現車合わせで詰めるのがCPUセッティングだと思います。

 
 ・次に多いのは整備不良。。。

 VTECエンジンは高回転型ユニットのため、ピストンリングの張力が弱くなっています。

 そのためオイル交換不足、粗悪オイルでリング不良による圧縮抜けを起した場合、
 音質は低音になってしまい、結果音量は大きくなってしまいます。

 また高回転を多用しているとプラグの寿命も短くなり、結果音質が低音になってしまいます。

 4気等の場合、元々低音が強いエンジンなので、上記の原因で
 低音が更に大きくなれば、音量自体が大きくなるのは確実。



 マフラー開発する時もベストコンディションで、ノーマル車両で開発テストしています。

 ですので車両の状態が悪くなれば、そのなりの悪影響は出てきます。

 昔に比べて燃費が落ちたなって思う車両は、要注意。

 圧縮落ちれば必然的に燃費も落ちます。


 逆にキチンと整備、キチンとした正しい温度管理がされていれば、
 VTECエンジンで10万キロは楽勝なんですね。

 NAエンジンなのに寿命が短いっていう人もいますが、
 そしたらターボエンジンの寿命はどうなるの???って思いませんか?(大笑)




 
しっかり事実を向き合う姿勢が大事ですね。

そして、分からない事は納得行くまで聞いてみる。


これが、自分の車のためになるとおもいます。