画像は。。。
アコードユーロR
開発時の写真。
真面目にジグ取りしておりますね(笑)
アコードユーロRのマフラーを開発する時の。。。
おいらの考える最重要ポイント。
・4ドアならでは、上品なサウンドと静かな音量
・HONDA高回転型エンジンをGF車両の音量基準でクリアする!
上記をクリアするために、おいらの考えたことは、
パワーはとにかく出したい!
でも音量を抑えなければ!
だから、純正よりもタイコの個数と増やした。
ストレート構造のタイコを増やし、タイコ増によるパワーダウンを最小限にしながら、
音量の低減とスムーズな排気の実現!
(これは、うちがミニバンのコモリ対策でやる得意とした手法)
なぜHONDA車のGF車両の音量にこだわるのか?
それは日本の法律にある。
保安基準音量は、最高出力回転数の75%の回転数での音量。
通常メーカーの車であれば7000回転回るエンジンでも最高出力は6000回転前後。
なので音量測定回転数は、せいぜい4500回転付近でGFは96dbをクリアさせる。
なのに。。。
HONDAのエンジンは、みんな超高回転型ユニット。
しかもタイプR/ユーロRは、パワーセッティングが、レースマシンと同じ。
8000回転回るエンジンの最高出力回転数は8000回転
ほんと、高回転を回してパワーを搾り出す生粋の高回転型エンジン
CPUのセッティングがこうなると必然的に、保安基準測定回転数も上がる
8000回転が最高出力だと、75%の回転数でも6000回転!
いやはや、4500回転と6000回転では音量が全く違う!
この6000回転の回転数でいかに96db以下にしながら、パワーを搾り出すか!
この法律は、HONDAに対する嫌がらせのようなもの
日本で一番のエンジン技術を持っているメーカーなのに・・・
これを考えた結果。。。生まれたユーロRのタイコ4個仕様
そして、更に4ドアらしい音量と上品な音量、
そして全開時のサイレンサーの耐久性を兼ね備えた特許申請中のリアタイコ。
これらを組み合わせることによって生まれた
『Evolution マフラー』 SS/RSスペック仕様
この仕様。
今年になって、受注を一時ストップさせるほどのバックオーダーを頂いたマフラー。
アイドリング/低回転は、ほぼ純正マフラーと同等。
4ドアというファミリーユースも配慮した設計。
そして中~高回転では、特許申請中サイレンサーの独特の高音。
しかも上品なヨーロッパ車をイメージした音質と十分に抑えた音量。
とにかく、狙い通りに作れたマフラーでした。
っが。。。
ここ最近、
ユーロRオーナーが非常にやる気マンマンで、
いたるところから、もっと音量が欲しいという要望が!
確かに音量とパワーが欲しい人は、サーキット仕様としての
ハイブリットマフラーが非常に売れている。
正直、消音レス(消音ゼロ)の
『ハイブリットマフラー 富士スペシャル』
もユーロRでは販売実績がある。
(S2000では販売実績がない)
そこでサーキットは行かないが、やはり音が楽しめる車検対応仕様!
との声が高まっているので、一発作ってみました。
すでに隠れて販売しております(笑)
RSスペックに
高音質サウンドのRZスペックのサブタイコを組み合わせたタイプ。
RZのサブタイコは、タイコ自体の消音機能を無くして、
タイコ自体を共鳴BOXにて、排気音を共鳴させて高音化!
それにRSスペック特許申請中リアサイレンサーを組み合わせて、
車検ギリギリの音量に仕上げました。
また音質的にS2000のRZの音質が大好評のため、
サブタイコの組み合わせも、S2000と同じタイプに。
(その分ジェントルさがなくなりますが、その分スポーツサウンドに)
こちらを現在、モニターとして同価格にて販売を開始しております。
是非、音を楽しみたいオーナーにどうぞ。
ただし、音量が全体に大きくなりますので、RSスペックのような
アイドリング/低回転の静かさはなくなります。
この仕様はS2000でも製作OK!
しかも来年モデルより予定ですが、
このホンダの左右2本出し、SS/RSスペックと通常車種のNスペックが
大変好評なため、ネーミングの変更を考えております。
予定のネーミングでは・・・
『EUROスペック』
スバリ! 特許申請中のサイレンサーの狙い通り
高速を全開しても劣化しにくい高耐久性と独特の高音質を実現させて
欧州車のチューンドメーカーのマフラーに近いような性能を実現させています。
更に、RSにRZのサブタイコを組み合わせたタイプは・・・
『EURO-Zスペック』
にする予定。
とりあえずネーミングは、何か良いのがあればまだまだ変更予定ですが、
マフラー自体は、すでに先行発売しておりますので、
是非、商品お問い合わせ掲示板にてお問い合わせいただければと思います。
~みんカラ復活Blog~