お得意のCPUセッティングでつ。
今日のお車はインテR。。。
うちではフルコンのパワーFCで、
全領域を最適な現車合わせセッティングをしています。
車の仕様。。。ざっと
BADMOON RACING
・4-2-1エキマニ
・Evoマフラー RZスペック
・軽量クランクプーリー
(プーリー比変更、フリクションレスタイプ)
・ビックスロットル
・1Jターボポンプ
・強化アースケーブル/強化プラス
などなど。。。
うちでは、もっぱらパワーFCでセッティングしています。
多分、セッティングツールの中では一番いいかな。
エアフロレスならVPROもあるが、大抵のSHOPさんがA/Fフィードバック
しながらのセッティングなので、お客さんの負担が多くなるのでおいらは・・・
正直、エアフロレスのターボも散々パワーFCでやっていますが、
まったく問題ないセッティングが出来ているので。
でも、できればエアフロは欲しいねぇ~ 正確性という観点では。。。
話戻って。。。
こっから書く内容は、コマンダーではセッティングできないので、あしからず。。。
NAのパワーの場合、ターボ付きにも対応できるようになっているので、
ノーマルデーターでは、マップ領域の半分しか読みません。
なので、NA用にマップ負荷を全て変更して・・・
そんでもって、レブは9000rpm リミッターは○○○○rpm
これもマップの回転軸で書き換える。
今回はサーキット仕様なので、街乗り部分のマップ領域を若干減らして、
サーキットでよく使うアクセルのパーシャル部分とアクセルのオン/オフの部分のマップ領域を増やして、ストレス回るようにセット。
お客さんの指定で、燃費は気にしないとの事なので、
下からトルクフルにセッティング。
燃費を気にしないと言っても、街乗りマップはきちんと製作しているので、
燃費は普通に乗れば、すごくいい。
ちなみにマップの負荷に対する点火などは、ダイノで製作した負荷マップで、
これをベースにしているので非常に調子が良い。
サーキットの時のアクセル オン/オフの時の燃圧の立ち遅れを防ぐために
強化NAポンプの変わりに、1Jターボポンプを装着。
なので、燃圧が変わっているのインジェクターの無効噴射時間を変更。
よくセッティングでインジェクターの無効噴射時間を調整しないところが多いが、
燃圧が変わるだけでも、噴射時間が変わる。
なので、これをセッティングしないと燃費もレスポンスも悪い。
最悪、冷間時の調子も悪くなる。。。
あとは、ポンプの燃圧違いやエンジンの状態、吸気と排気のバランスで、
インジェクター自体の基本噴射時間が変わってくるので、これを調整。
一番最初のこの基本マップとインジェクターの基本噴射係数を合わせない限り、
まともなセッティングは出来ない。
これがきちんと合ってさえいれば、ダイノで作った基本マップの
空燃比通りにいい感じで合ってくるので、バッチリセッティングができる。
基本の部分がズレいると、結局マップを一から作らなければならない。
負荷を自由自在にかけれないので、まずは完璧なのは無理だろう。
なぜなら純正CPUの空燃比補正マップは、燃料/点火の補正を切ってあげると、
車ノーマルでは、気持ちいいくらいに空燃比マップの数字どおりの実測A/Fになる。
なので、ここが一番肝心要である。
後は、街乗りでギクシャクしたところがないかをチェック。
最近のチューンドカーは、雨が降ろうが雪が降ろうが、
普通にエンジンがかかって街乗りできるのが当たり前。
しかも排気量やカム/バルタイを弄らなければ、
街乗りは、ノーマルよりも燃費いいのも当たり前。
うちのチューニングは、これが当たり前(笑)
後は全開セッティングあるのみ。
ビックスロットルになっているので、アクセル開度/回転数に合わして、
補正係数をいれてあげる。
う~ん いい感じ!
ビックスロットルを入れたからって、やたらめったら燃料マップで、
燃料増やすと調子が悪くなるのでご注意。
あくまでも加速増量で対応できる。
これの理屈がわかれば、4連スロットルもできますぜぇ~
ここで事件発生!
4速全開すると、このインテR・・・ブーストがかかる(笑)
そうラム圧である。
まさかと思ったが、バンパーから綺麗にダクトいれて、
エアクリーナーまで、配管作ってあるので、かかるブーストは、1.03キロ(笑)
5速入れたら、もっとかかるな(ニヤリ)
慌てて正圧マップを作りやした(汗)
おかげで同じ回転数の全開でも、ギヤによって読むマップの領域が変わり、
何速かによって、違う燃調になりやした(ほんの少しだけど)
パワーの感じは、下からトルクが抜群に良くなり、9000rpmまで一気という感じ。
4速全開のパワーも出ていて、ロガー上で1○5キロまで、十分パワーついてくる。
乗った感じは、インチキセッティングのS14ターボのブーストアップよりも速い?
S2000のライトチューンよりは確実に速いね。
今回は、空燃比補正マップと基本燃料噴射マップの両方を調整しています。
(両方のズレをなくすという意味で)
強化アースケーブルやプラス強化線は、賛否両論だけど、おいらの考えでは、
ブレーキを踏んだ時や夜走るときにヘッドライトを付けた時などに、
必要以上に電圧降下してしまうのを防ぐ意味合いでやっています。
なので、昼間の全開ならそんなに差は出ないと思うが、
電気を食う走り方をしたときに、燃料ポンプ電源の電圧降下、
プラグの失火が、現車合わせの全開時には良くないので、
これの保険だと思ってもらえればいいかな。
とにかく、オルタからの電圧が下がれば、必然的に全ての電圧が下がるので。
ICレギュレーターで制御しているとは言っても、結構電圧って安定しないで
落ちていることが多い。。。
特に全開走行して、エンジンルームの熱でハーネス配線の温度が上がりすぎたときも
ハーネスの電気抵抗が増えて、著しく電圧が落ちる。
そういう時にノッキングが多くなるんだよね。
そういえば、アルファードはメチャクチャ電圧安定しないし、
電圧下がるんだよねぇ~Orz あれには参った。。。
それにしても、ガンガンセッティングで全開したが、
うちのラジエーターは優秀(ニヤリ)
全開中は、一回も80℃超えなかったYO♪
水温上がったら、セッティングどころじゃないからねぇ~
~みんカラ復活Blog~