
2007年8月
土日は・・・ほんと暑かった! 熱ダレ注意!
マジに先週末の暑さは何???
店の中の温度計は、
二日連続で38℃オーバー!
ほんと店自体に冷えるラジエーターとローテンプサーモ入れたいわね・・・
と書きつつ、どこのSHOPさんのブログも同じことを書いている(笑)
最近は、ほんと皆さんいろんなSHOPさんがブログを
書いていますが、どこの店も軒並み作業場は35℃オーバー(爆)
暑くて苦しいの、うちの店だけではありませんでつた。(一安心)
そこで、この暑さの中で何件かのSHOPさんで、
コンピューターセッティングやっているところがありました。
結果は皆さん書いていますが、最悪・・・
当たり前ですね。
こんだけ暑いなか、ターボ全開してるんだから(笑)
中にはセッティング中に何回も100℃越えて
オーバーヒートしながらやっっていたところも・・・(笑)
~こっから独り言~
確かに時期的にボーナスシーズンなので、パーツを着けて
セッティングをしたい気も分かります。
ただ、こんな時期にセッティングするのは???
賛否両論ありますが、やはし利益を追求したらやるのでしょう。
でもお客さんの車の状態を考えたら・・・最悪
オーバーヒートしながらのセッティングは、
おいらから言えば壊しているようなもの。
そもそもエンジンCPUの燃調は、水温によってもコントロールされています。
普通は90℃越えると、エンジンがヤバイですよぉ~っと、
CPUから保険のために壊れないようにするための補正データーでの燃調に変わります。
なので、本当は水温が上がった状態ではいくら現車合わせセッティングしても
温水温補正が入ってしまうので、きちんとセッティングできません。
例えば、この時期セッティングして冬場の水温低い時の燃調はどうなるのでしょうか???
また暑いとブーストのかかりも悪く、熱ダレでセッティングも高負荷になりません。
セッティングで重要なのは、高回転/高負荷を、いかに詰めてセッティング
できるかどうか、が鍵!
なので、この時期ではこの部分の肝心なセッティングが・・・
そのような理由で、うちでは夏場のセッティングは、ほとんど受けません。
夏場のレースの車両は、夏の気候に合わして現地当日でセッティングを出しています。
じゃあ~おたくは、冬セッティングして夏のセッティングはどうするの???
って言われると思います。
じゃ~お答えします。(笑)
冬場、一番パワーの出るときに一番の高負荷のかかる状態でフルパワーでの
現車合わせセッティングをします。
高負荷でのセッティングは、うちでは水温○○~○○℃でセッティング♪
(一番どのエンジンでもパワーの出る水温でつね)
ここで、ガンガンにセッティングを点火時期も調整して詰めます。
(最近、点火時期のセッティングを詰めないSHOPさんが多くなってきましたね)
この水温域だと補正が入らないので、キッチリ正確に詰められます。
点火時期は、詰めれば詰めるほどノッキングが出やすくエンジンを壊しやすい
その反面、点火時期が3度違えば、パワーは10~20PSは変わってくる。
それぐらい点火時期ってシビアなんですね。
うちでは、安全な水温でセッティングしているので、全く点火の問題は出ていません。
(点火時期が面倒なSRでも♪)
なんでここまで詰めてできるのか???
それは現車合わせのセッティングだからです。
お金をもらって現車合わせでやるのだから、
一番いい状態をお客さんに提供するのが当たり前(笑)
でわでわ、そのまま詰めた状態の点火時期でいいの??? 壊れない?
ってなると思います。
じゃ~答えます。
セッティングをほぼ終わらせた段階で、その車の冷却性能をチェックします。
大容量ラジエーターなのか、ノーマルラジなのかなどなど。
例えば同じセッティング内容でも水温の上がりやすりノーマルラジエーター車などは、
早い段階から、水温補正が入るように調整します。
その分、パワーダウンが早い段階できますが、それはノーマルラジなので仕方ない。
大容量のラジなら、水温上昇が遅いのでギリギリまで補正を入れるタイミングを
ギリギリまで遅くしています。
(これは集会レースの時などに、パワーダウンで負けたくないから!)
冬にセッティングしたとしても、水温が上がった時の状態をデーターノウハウとして
当社では、持っていますのでそれに合わして適切な補正データーを入れます。
このデーターが夏場の熱ダレの時のエンジン保護に繋がります。
(特にノーマルラジのGT-Rには気を使って補正しています)
また通販CPUに多い安易な燃料増量という純正データーではなく。
当社では、水温に合わしてバリアブルに点火時期でも補正しています。
なので点火時期と燃料の両方から補正データーを水温でコントロールしている。
(GT-Rなどの吸気温度センサーが付いている車なら、吸気温度でも補正をします)
このように、万が一の時の状態に合わして補正データーを調整しているので、
逆にエンジンがいい状態(水温/油温)の時にはガンガンセッティングを詰めています。
ではなぜゆえに、点火時期で補正をいれるのか???
答えは簡単
同じ燃料量(同じブースト)が出ているとしても、点火時期が変わると
燃焼室での燃焼効率(燃焼スピード)が変わってきます。
だから実際に同じ燃料量でもA/Fが変化するんですね。
(燃焼効率の差が、燃料の燃焼後差になります)
だから安易に燃料だけで補正を入れるのではなく、
最初はノッキング原因になりやすい点火時期から補正を入れて
その補正で変わったA/Fに対して、今度は燃料で補正します。
そうすることによって排気温度を抑え、エンジンに最適なマージンが生まれます。
まぁ~簡単に補正の話をするとこんな感じ。
あとはインジェクターの話もありますが長くなりそうなので(笑)
ここ最近、セッティングオタクのため、いろんな燃調ができるようになりました(^o^)丿
レース用の点火カットから、
ドリフト向けのシフトアップ時に火を何メーター出すとか(笑)
あとはパワーを落としてでも、パフォーマンス向けに排気音を
変えるセッティングなどなど(笑)
ちなみにクランク角に対するインジェクター噴射タイミングの変更もOK!
(噴射タイミング変えても始動性バッチリ♪)
今やっているのは、最近のコストダウンのフューエルリターン無しの
エンジンをリターン有りにして、超ワイドなA/Fマップを♪
これで燃費もよくパワーもバッチリに!
肝は水温ですな。。。
今日は眠いので。。。終了
明日は朝から、子供をお医者さんに連れていかねば。。。
おいらの休みのたんびに。。。Orz
関連情報URL http://www.badmoon-racing.jp/
~みんカラ復活Blog~
オーリス Evoマフラー
マフラーの取り付けでつ(^o^)丿
今回はオーリス♪
オーナーさんはやる気満々の方でした♪
室内が個性的!
マフラー かっちょええぇ~
マフラー仕様
画像は・・・
オーリス 1500cc
Evolution マフラー
・オールステン
・メイン50mm
・テール100mm
・ユーロテール
・SSスペック改RZ仕様
(簡単に言えばトルク重視タイプながら、音質追及仕様)
オーリスは1800cc/1500cc 両方設定OKです♪
スペック設定は・・・
SS/RS/RZスペック設定OK!
どのスペックも静かで車検対応です。
1500ccのオーリスは、嫁号のファンカーゴと同じエンジン。
こんなに静かにスポーツマフラーできるなら、うちのにもいれたいな♪
関連情報URL http://www.badmoon-racing.jp/
~みんカラ復活Blog~
大事に乗ってくださいねぇ~
非常に通な車でつ。。。
非常に玄人好みな車。
超激シブ系で仕上げております。
車検に行ってきました。
この車はお客さんのご紹介でうちに来ていただけるように
なりましたが、いろいろありましたねぇ~
かなりトラブルが多く、全てを1個ずつ確実に
修理やチューニングしていきました。
とても愛情が入っています。
苦労するほどかわいくなります。
と思って車検をやろうと思ったら・・・
タイヤに空気が入ってないでつ。。。
4輪とも暖まって1.5キロ! Orz
これでは、真っ直ぐも走りませんし、
タイヤも偏磨耗してしまいます。
ですのでキッチリ、トー調整しハンドルセンターも出しました。
いやぁ~もう快適快適♪
ちなみに、足は、お馴染みのうちの『RG改』でつ♪
希少な5ナンバー4ドアスポーツなので、
大事に乗ってくださいねぇ~
おいら的には、5ナンバーサイズって大好きなんです。
走るときに、振り回しやすいサイズが一番!
GT-R(BCNR33)買ったときに、ホームコース行ったらデカ過ぎて・・・(笑)
まぁ~今ではGT-Rでも車幅制限あっても・・・(自爆)
~みんカラ復活Blog~
RG改 リビルトフル特注車高調♪
ここ最近、非常に人気のある
『RG改 車高調』
うちでは何台売ったことか(笑)
元々、RGのこの車高調は、お客様のご希望に合わして製作する
フル特注の車高調なのですが・・・
量販店や足が分かっていないSHOPさんたちが、
何も気にせず、つるしの標準仕様ばっかり売るもんだから
RGの車高調の良さが分からず、ボチボチで終わってしまっている。。。
うちでは、最初からオーナーの乗り方、ステージに合わして特注仕様で製作している。
しかも、構成パーツを変更して
さらに良い足が作れるように『RG改』仕様に!
うちでの特注は、とにかくよく動く足。
ストロークさせるので、初期の動き、スプリングの1Gからの縮/伸びが、
いかにスムーズに動くかを追求している。
だから構成パーツも変わってくるし、シャフトにも・・・(ニヤリ)
ただ、ここに来てメーカーRGが毎年恒例の特価をやらなくなってしまった。。。
これを期待していたユーザーも多いであろう。
(おいらも、そのうちの一人)
そこで、期待を裏切りたくないおいらが、うちでやり出したのは・・・
中古RG車高調を買ってきて、RG改に作り直しちゃおう♪
これが大当たりである!
つるしのRG車高調はデーターがあまり良くないので、
中古でバンバン売られている(笑)
(売っちゃった人は、本当の良さと知る前に・・・)
これを仕入れてきて、フルオーバーホール&特注RG改仕様にして
なんと車高調 RG改1台分¥128.000~♪
この金額で、フルオーダーの特注車高調。
しかもショック自体はフルオーバーホール済み!
これなら確かに売れる(笑)
おかげさまで、バン万歳である。
うちの代理店さんなんか・・・最近、リビルトのRG改ばっかしだし(笑)
画像のRG改は・・・
ER34用のサーキット&ストリート仕様
主にレース用ピストンロッドを使った微調整5段式。
しかも街乗りとサーキットでのコントロール性を重視した自由長長めのスプリング。
元々ER34用は非常に出回っているのが少ないので、
今回はECR33用をER34用に作り変えました。
こんなことができるのも、うちならでは♪(笑)
ちなみに、すでにRG車高調を持っていて、オーバーホールついでに
RG改仕様にバージョンアップさせることも、もちろんOK!
そして、安いショックじゃヤダと言う、味(舌?)の肥えたユーザーには・・・
究極のモノチューブ仕様も製作OK!
(単筒式でつね)
ショック自体を完全に作り変えてしまうSHOPが、今まであったか???
うちがやってしまいました。
しかもピストンバルブの性能、精度もピカイチ。
市販品の中では最高レベルを達成!
ただし、この仕様は本当にハイエンドユーザー向けとしてプロスペックとします。
完全現車合わせの車高調になり、車体の1G状態での1輪過重を全て測定して
その車両重量に完全に合わして製作します。
フォーミューラーマシンの足を作るのと同じ手法です。
とにかく皆さん、ご相談あれぇ~
あ! ちなみに価格は税別でっせ。。。
まぁ~いろんなSHOPさんからRGベースのオリジナル車高調が販売されていますが、
おいらも見る限る、ほとんどがメーカーに指定させて作ってもらっているのがほとんど。
だから見た目は、全くRGでステッカーが違うだけ・・・
なので、オリジナルではなく、SHOP専用車高調と思うのはおれだけ?
うちなんかは、そういうのでオリジナルとしては出したくないので、
あえてRG改なんだけど(笑)
どうせオリジナルとして出すのなら、とことんオリジナル化すれば、いいと思う。。。
~みんカラ復活Blog~